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VERY-Q導入

防音室に手を出しました。
といっても、簡易なんですけどね。
購入したのはVERY-Qという吸音材のパネルを組み合わせて作る物です。

防音室って基本的に凄いお値段貼るんですけど(30万~エアコン付きとかだと200万とか)
これは簡単な作りになっているためにとてもお安く?
といっても買い物では一番大きな出費にはなったんですが、
部屋のサイズと目的を考えるとこれ以上に条件が合致する物がなかったのでこれにしました。

導入の目的は、夏場の蛙の声や虫の声を落とすことです。
今は夜中静かでいいんですけど、これから暖かくなると田舎なもので窓の外から色々な音が入ってきます。
人の耳より敏感なコンデンサマイクなので、これらを拾ってしまいます。
かえるの合唱がBGMの音声なんて嫌なのでちょっと思い切りました。

それでネットで調べたのですが……実際どれくらいの防音がなされているかがわからなかったので、
ここで書いておこうと思います。
VERY-Qの購入を考えている方の足しにでもなれば幸いです。

ということなのですが、今回の導入は半DIYです。
VERY-Qだけのスペックに不安があったため、L字の壁を自作してそこに収まるようにVERY-Qを配置しています。
画像も交えて説明していきます。

kabe

VERY-Qはあくまで"吸音材のパネル"を組み合わせて作る簡易ブースですので、
遮音の性能はあまりありません。
他の防音室みたいに弾かないんです。
右側は部屋の壁があるので問題ありませんが、左と後ろがちょっと怪しかったのでL字に壁作りました。

この壁は、ホームセンターで売っている1畳サイズの厚さ5mmのプラスチックダンボール(1枚350円くらい)
で、同サイズ厚さ4cmの断熱材(1枚1300円くらい)を両面テープとガムテープで挟んだ物です。
これをL字にするために2枚用意します。

350*4+1300*2+テープ類でざっと5000円くらいです。
本当は石膏ボードなんかで作りたかったんですが、加工が難しいのと厚みのある木材は値段も上がるということがあったため、安くて空気を含んでいてある程度加工がしやすい物。ということでこの組み合わせになりました。

続いて床です

yuka

VERY-Qには床がありません。L字の壁2セットとハットのみです。
というわけで、畳の上に直接というのも下の階に対しての防音ができているか怪しかったので床を作ります。
VERY-Qの外寸が91cm*91cmなので、とりあえずそれ以上のサイズということで、
組み合わせられるコルクボードを4*4で16枚。
その上に50*50cmサイズの下がゴムで上が絨毯?のようになっているマットを2*2で4枚配置。

金額しっかり覚えていませんが、トータル2000円しないくらいです。
狭くて囲まれた場所として猫様の領土になりました。

これで、予備壁と床の準備ができたのでVERY-Qさんお迎えです。

soto

サイズピッタリ。
でかいです。
高さ182cmのパネルにハットが乗っているので、217cmくらいあります。
パネルを防音室として組み合わせるだけなので、扉とかはありません。
面倒ですが毎回中から閉めます。

ちなみに中身はこんな感じです

naka

厚めのフェルトのような生地の中に吸音材がぽん。
あら男らしい。
……原価を調べようとして、怖くなってやめました。
ぶっちゃけ全部DIYしてもよかったんじゃないかなとか思ってないです。

さて、このままだとただの箱なので光源が必要です。

den

普通のスタンドライトだとハムノイズが怖かったので、USB給電のLEDライトにしました。
白い方のVERY-Qなのと、完全に部屋の明かりを遮断しているわけではないのでこれで十分です。
Amazonで2000円くらい……だったはずです。

このままだとマイクとか置いて作業できないので、机と椅子が必要です。
ということで揃えて、パソコンとかも配置しました。

naka2

ニトリの椅子598円
75*30*66のメタルラック2980円
3mの延長タップ498円
LEDライトから伸ばす用のUSB延長298円

VERY-Q含め、ここまでのトータルが 135000円くらいです。
ほんと、簡易録音ブースって感じですね。

中に入って声を出してみるとあら不思議。
全然反響しません。
まぁ、周り全部吸音材ですから当たり前ですよね。
中で少し声を出してから外に出ると、いつもの部屋の中なのに凄く音が反響してる感じがしました。

普通の防音室との違いはここです。
外部からの音を遮断する事に特化した防音室は部屋の中で結構反響します。
だから、普通の防音室を購入した場合は壁に吸音スポンジを貼り付けたりしてデッドな環境を作ることになる……のですが、VERY-Qは中が既にデッド過ぎるくらいの環境です。
普通の防音室を購入する人が数千円の吸音スポンジを惜しむかと言われるとあれですが、まぁ一手間省けて便利に
なってるなぁといった感じです。

さて、いよいよお待ちかねの検証タイムです。
購入を考えている人は参考にしてください。

まず、VERY-Qの扉を開け放った状態で中に目覚まし時計を入れて鳴らしてみました。
ベルがジリリと鳴るタイプの物です。
それを、一応ちゃんと測れるらしいiPhoneの騒音測定アプリで測定します。
距離は音源から大体2mくらいで、マイクの方向は音源と逆です

ken1

67dbでした

次にVERY-Qの扉を閉めて測定します。

ken2

45dbでした

-20db程度といったところでしょうか。
自作のL字壁が無い扉の前での測定なので、これは純粋にVERY-Qの性能だと思います。

価格の低い防音室(30万程度)のサイレントデザイン社の物が-30~35
防音性に優れたヤマハのセフィーネⅡが-35~40
と考えると、値段的に妥当な感じではあると思います。



以下個人的な感想です。

実際に中に入って聞き耳を立ててみると、部屋で稼働しているデスクトップのファン音は落とせていました。
前々から困っていた、部屋の50m先くらいの道路を通る車の走行音も完全に落ちました。
虫と蛙はわかりませんが、車の音が落とせるのなら問題なくいけそうではあります。
強風で窓がカタカタしたりする音や、犬の鳴き声、目の前を新聞配達のバイクが通過する時のエンジン音等は落とせませんが、十分な働きをしてくれていると思います。
外から中にかけての防音はこんな感じです。

中から外にかけての防音の体感はVERY-Qの中で大声で歌っているのが、
部屋の中で普通に会話している程度まで小さくなります。
大声出せる環境は中々無いので、とても重宝しそうです。
中で声を出しているのを録音した際に、自作壁の前と扉の前で音量が変わっていたので、
一応この壁もいくらか機能はしているようです。
一枚2000円ちょっとですがちゃんと?効果があったようで何よりでした。

以上、VERY-Q導入についての簡単な解説日記でした。
普通の防音室は高くて手が出ない! という方で、
消したい音がそこまで大きくないのならこれでもいいかもしれません。

重くないので設置も自分でできますし
(ちゃんとした防音室は重量数百キロなので、移動と設置で10万円ちょっとかかるそうです)

DIYやる気があるのなら木の板と吸音材を仕入れてきて自前でやりましょう。
DIY防音に挑戦してる方はググると結構出てきます。

録音環境

個人的に納得できる音質になったので、現在の録音環境を記載しておこうと思います。

・AIF……UA25EX
・マイク……C214
・ポップガード……STEDMAN PROSCREEN101
・防音室?……VERY-Q

を使って録音すると、大体同じくらいの音質になるんじゃないかなーと。
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